・・・2011年7月、本庄“ベル・エポック”始まる・・・
“赤城おろし文化圏”本庄市の杜、
金鑚神社にほど近い「宮本・蔵の街」(本庄市千代田4-2-4)。
明治から平成まで営業した酒問屋小森商店の江戸〜大正期建造の三つの蔵を利用し、
住宅と組み合わせた街づくりプロジェクトです。
蔵の町のキュレーターである建築士の「戸谷建築設計事務所」になった「一の蔵」、
レンタルスペース「赤煉瓦ホール」の「三の蔵」に続き、
味噌・醤油蔵だった「二の蔵」を改蔵した「cafe NINOKURA」が
7月1日に正式オープンします。
「コ ミュニティカフェ」として近辺、遠方の文化・芸術の紹介も積極的に行うべく
「NINOKURAでもくらあーと倶楽部」も設立した「cafe NINOKURA」開蔵を記念して、
「シアター名月座」などと合同で展開するイベントが
7月1〜3日に「宮本・蔵の街」で開かれます。
三つの蔵がつくられた明治中期〜大正期といえば、
西欧花の都パリは“ベル・エポック(美しき時代)”。
百年遅れて本庄にベル・エポック期建造の
三つの蔵での試みが巻き起こす出来事にぜひご注目ください。
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(1)シアター名月座第3回上映会『森聞き』
4人の高校生が、日本各地の山村に暮らす
「森の名人」と呼ばれる人たちの
人生と技を聞き書きするドキュメンタリー。
監督は「ひめゆり」の柴田昌平です。
NINOKURAの大きな梁の下、座椅子席での映画観賞は
「NINOKURA」と「宮本 蔵の街」の新名物。
その第1弾にふさわしい作品となりました。
http://www.asia-documentary.com/morikiki/
(1〜3日NINOKURA二階催事場
1日(金)19:30
2日(土)10:30、14:30、19:30
3日(日)10:30、14:30、17:30
入場料当日1300円、前売1000円)
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(2)シアター名月座主催「小さな市」(2〜3日)
近辺食や手づくりの名店が出店。
3日にはNINOKURAで販売“生”が話題の
妻沼・五家寶屋重右ヱ門
「五家寶ローラーショー(実演販売)」もあります。
出店予定:
ダニエルさんの木工、中山竹炭工房、五家寶屋重右ヱ門、
深谷のもやし屋・飯塚商店、高橋農園、宝屋、
モンスーンドーナッツ、ベーグルNest、
ウスキングベーグル、バックパッカーズカレー、
マレーシアカレー、オルガの家、朝日屋、満願堂
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(3)「若者の生き方」がテーマの『森聞き』にちなんだトークショー
『道聞き 小川就農の若者三人、それぞれの選択を語る』
(3日16時半〜、赤煉瓦ホール。入場無料)
小川町で就農した若者三人が、自分の選んだ道について語ります。
ありいゆき氏(小川町にある就農準備校霜里農場で学んだ末に独立する)
すずきともひと氏(山菜や花ももの栽培をしながら山の仕事をする)
すずきあけみ氏(小川の有機野菜を扱うカフェで働く)
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(4)「世代間伝承」がテーマの『森聞き』にちなんだ<45歳差>音楽セッション
『響聞き―チェロ須田千香良+クラリネット坂西絢奈ミニコンサート』
(3日13時〜、赤煉瓦ホール。入場無料)
ともに本庄のとなり上里町七本木在住、
本庄高校吹奏楽部で45年の差があるプロチェロ奏者と
各コンクールで次々入賞する期待の高校生クラリネット奏者の
記念すべき共演が実現します。
共演に続いて、須田氏のソロ演奏があります。
須田千香良氏:群馬交響楽団を経て、クラシック、ポピュラー、
実験的音楽など幅広く活躍。「チェロ一本で何が出来るか」を模索中。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~Cello/
坂西絢奈氏:本庄高校2年吹奏楽部員。第16回埼玉群馬ソロコンテスト金賞・優秀賞など多くのコンクールで活躍中
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(5)「種」がテーマの『森聞き』にちなんだトークショー(3日16:30〜)
『豆聞き―埼玉県産在来大豆の話〜二十八の輝き』
(3日16時半〜、赤煉瓦ホール。入場無料)
テレビ・新聞で話題の飯塚商店「発芽大豆“彩”」をはじめ、
地元に広がりつつある「埼玉県産在来大豆」。
行く先々で「豆が来た」といわれるという増山氏の、
歌うような“豆語り”をお楽しみに。
出演:
増山富美子氏:埼玉県農林総合研究センター食品加工担当部長。
埼玉県産在来大豆の“伝豆者”であるほか、小麦など多くの県産品の普及に尽力する。
ほか、深谷のもやし屋飯塚商店・飯塚雅俊氏、
妻沼の五家寶屋・西倉康弘氏、
岡部ウスキングベーグル・臼杵健氏ほか
大豆商品化事業者のみなさん
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【イベント関連団体】